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豚丼


文書の過去の版を表示しています。


豚丼

日本人にとってのファーストフードの定番の丼物といえば牛丼でしたが、
一時期BSE問題のせいで、牛肉の安定供給が難しい時期があり、その代替として、各社が豚丼を次々と登場させ、販売していました。

今となっても、牛丼ですら高価で、貧乏サラリーマンのランチなどには厳しいなどの事情などから、
牛丼チェーンで、やや安価な商品として豚丼を販売しているところは多いです。

※北海道は十勝地方のご当地グルメとして、甘辛いタレを付けて焼いた豚焼肉をごはんに乗せて丼ものにする豚丼もありますが、
まずは広く日本の牛丼チェーンなどで扱われる豚丼の解説を載せています(十勝の豚丼は後述)。

牛丼チェーン店系豚丼は、薄切りの豚肉とタマネギやゴボウなどを調味した割下で煮たものを載せた料理である。

各社での呼び方は少しずつ異なっている。「豚」の読みは概ね訓読みだが、すき家では音読みとなっている。

松屋:「豚めし(ぶためし)」
吉野家:「豚丼(ぶたどん)」
すき家:「豚丼(とんどん)」
なか卯:「豚どんぶり(ぶたどんぶり)」

経緯

BSE問題により牛丼の代替品として導入

2003年(平成15年)12月のBSE問題による牛肉の調達困難に伴い、牛丼の代替品として開発された。

牛丼にできるだけ近い味を目指した商品であったが、当初は豚肉の特性に合わせた調理法や味付けが不完全だったため、低評価を下した客も少なくなかった。その後地道な改良を重ねて豚肉により合った調理法とオペレーションを築き上げ、独自の味付けに変化することで牛丼とは別の顧客が開拓された。

BSE問題解決により販売終了

その後、オーストラリア産牛肉の輸入やアメリカ産牛肉の輸入再開によって牛丼の販売が再開されたため、なか卯は2005年10月で豚どんぶりの販売を終了した。吉野家・松屋・すき家では牛丼の販売再開後も豚丼の販売を続けてきたが、まずすき家が「牛丼の代替品の役目を終えた」、「主力の牛丼とカレーを値下げするため」として、2009年4月23日に豚丼の販売を休止した。

吉野家は2011年12月8日に「焼味豚丼 十勝仕立て」という名称で帯広系豚丼である焼味豚丼の販売を開始し、従来タイプの豚丼の販売を終了した。また松屋も2012年1月9日に店頭メニューとしては販売を終了し、店頭およびインターネットでの冷凍個食パックの販売のみ継続とした。

復活

牛丼に似せた代用品として販売開始された商品であったが、牛丼の再開後も豚丼を好む客層があった。牛丼より価格が安いことのほか、「味があっさりしていて食べやすい」「豚丼が好き」「牛肉があまり好きではない」などの声もあったという。

2009年にすき家が豚丼の販売を休止したときもすき家では「一定比率の売上はあった」としていたほか、吉野家・松屋でも牛丼に次ぐ売り上げがあった。上記3社とも牛丼の代用品としての豚丼の販売は休止したが、期間限定での復活販売を行ったり、豚肉を使用した丼物(吉野家の焼味豚丼や塩豚丼、松屋の塩キャベツ豚丼や生姜焼き丼、すき家の豚生姜焼き丼や豚カルビ丼など)の開発と販売は断続的に行われていた。

そして、すき家は2015年から、吉野家は2016年から、松屋は2022年2月1日から、豚丼のレギュラー販売を再開した(一時終売していた時期を含む)。2022年7月現在では吉野家以外は販売終了している。

その他外食としての豚丼

スタミナ丼

ニンニクを効かせた醤油だれや塩だれで味付けし炒めた豚肉を丼物にして、生の鶏卵を上に落とした丼物を「スタミナ丼」として提供する店も存在する。東京都国立市の「サッポロラーメン 国立店」が発祥とされる。スタミナ丼を主に取り扱っているチェーン店として、「すた丼」と呼称して販売する「伝説のすた丼屋」がある。2017年より吉野家でも「豚スタミナ丼」が販売され(終売)、2020年からは豚肉に加え牛肉と鶏肉ものせた「スタミナ超特盛丼」が販売されている。

生姜焼き丼

豚の生姜焼きを丼物とした料理を提供している店も、関東地方を中心に散見される。全国チェーンの吉野家で提供されるほか、松屋でも一時期販売されていた。

豚みそ丼

山間部にある埼玉県の秩父地方では冷蔵・冷凍技術の発展前伝統的に食肉を味噌漬けで保管していた[7]。これと帯広の豚丼を参考に考案されたものとされる。

豚丼(とんどん)

かつて大阪府で数店舗展開していた「とん丼亭」では、豚肉とキムチとニラを独自のたれで炒めたものを載せた丼物を「豚丼(とんどん)」として供していたが、現在は1店舗のみ営業しており、メニュー名は「とん丼」と表記変更している。

大学丼

「大学丼」として、近隣の大学に由来する地域密着型メニューになっている。大学丼祭というキャンペーンを度々行っており、近隣に知られている。上記の「とん丼亭」も、大阪学院大学のそばにある。

駒沢丼「ねぎ塩豚丼」
かまた丼「彩り野菜のホエー豚丼」
東経丼「スタミナ塩すた丼」
帝京丼「ホエー豚の肩ロース丼」
仙台丼「ホエー豚の焼き肉丼」
中央丼「チンジャオ仕立てのホエー豚丼」
一橋丼「野菜たっぷり多摩すた丼」

各牛丼チェーンでは持ち帰り用の容器を用意しており、「牛丼弁当」としても販売している。また注文の際に「つゆだく」など客の好みに合わせた盛りつけを無料または有料で行っている場合がある。これはチェーン店によってマニュアルを定めた内容に限り対応可能としている特殊なサービスである。吉野家ではこれを「特殊オーダー」と呼んでいる。ただし、これは店内のどこにも明示されていないサービスである。サイズの一般的な表記はチェーン店によって変わるが大手牛丼チェーン3店では量が少ない方から「小盛(ミニ盛)」、「並盛」、「大盛」、「特盛」、という区分けになっている(間に店の独自のサイズが挟まれる)。

47都道府県すべてに展開している企業は吉野家とすき家のみである。2000年代の一時期では、こういった状況やエリアごとの店舗分布や売り上げから考慮して、吉野家とすき家の「2強」時代と見る向きもあった。しかし2000年代後半以降に発生した価格競争に松屋も度々参戦したことから、すき家・吉野家・松屋の3社が「3強」「御三家」といった主要チェーンとして認識されている。2010年代初旬では、低価格居酒屋チェーンの「居酒屋270」シリーズを展開した三光マーケティングフーズが2011年6月に牛丼市場に参入し、「焼き牛丼」を看板メニューとした「東京チカラめし」が新たな勢力として存在感を見せたが、一過性のブームに終わり、2014年には直営店の8割を手放している。

牛丼市場は日常食として需要が安定していることや、新たにファミリー層などを取り込んだこと、低価格業態が消費者の支持を集めて堅調なことから、調査会社において2010年代前半から中盤にかけて市場の拡大が予測されている。

チェーン店も続々

最近では、なんでそんなに安く??と聞いてしまいたくなるほど激安の牛丼チェーンが多々登場し、ファーストフードとして手軽に食べられる丼物のひとつとなっています。

吉野家
https://www.yoshinoya.com/menu/gyudon/gyu-don/

すき家
https://www.sukiya.jp/

松屋
https://www.matsuyafoods.co.jp/

参考


/virtual/flatmiley/public_html/don.flatsubaru.net/data/attic/豚丼.1682605240.txt.gz · 最終更新: 2023/04/27 23:20 (外部編集)

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